倉敷市で、なかなか腰痛が改善されない方へ。その腰痛の原因はいつからあるものですか
2019/12/11
倉敷市で、なかなか腰痛が改善されない方へ。その腰痛の原因はいつからあるものですか?
初めて来られた30代後半の女性患者さんで ・・・
私『どうなさいましたか?』
患『腰が痛くて ・・・』
私『いつ頃からですか?』
患『半年くらい前からです。』
私『病院で検査などしましたか?』
患『してもらいました。腰椎4・5番のヘルニアって言われました。』
私『症状が出る以前の腰の調子はどうでしたか?』
患『腰痛はありました。その時は肩こりがひどくて ・・・ 頭痛もありました。』
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患『手術はしたくないんです。手術せずになんとかなりますか?』
私『何で、手術をしたくないんですか?』
患『身近な知人がヘルニアを手術したけど、見ているかぎりでは、あまり症状が改善されていないみたいなので ・・・』
私『そうなんですね ・・・ 分かりました。しかし、ヘルニアがある事は事実だと思いますが、ヘルニアそのものを元の状態に戻す事は、なかなか難しいですが、ヘルニアになった原因を見つけだし、腰に負担がかからなくなる様に施術を行う事と、生活習慣の改善で、徐々にではありますが、正常な状態に近づいていきますよ。』(※ 因みに、私も腰椎の椎間板ヘルニアを持っています。もちろん痛くも痒くもありません !!)
と言った、会話ですが ・・・
ほとんどの方が、痛くなってから初めて病院に行き受診すると思います。必要があれば検査も受ける流れになると思います。
上記の女性も同様で、腰が痛くて耐えきれなくなり病院へ行き、その結果、『腰椎4・5椎間板ヘルニア』と診断された訳であります。
つまり、『発症』(症状が出た)⇒ 検査 ⇒『発覚』(検査結果)と言うことになります。では、症状が出る原因をつくったのは『いつ?』なのか?
おそらく ・・・ 他人には分からないと思います。
へたしたら、ご本人でさえも気が付いていないのかもしれません。
と言うか、ほとんどの方が気づいていません。だけど原因はあります。忘れているだけで。
忘れている事さえも、忘れている方が多いので、しっかりと『カウンセリング』を行います。すると記憶が少しずつ蘇ってきて ・・・
あっ そう言えば 〇〇な事がありました !! ってな事もしばしば。ヘルニアだけに限らずに、症状が作られた経緯を知らないと、また同じような症状を繰り返します。
話を聞いてて、80%~90% 原因が腰部に無いと確信できた時、施術の前後を動画や画像で比較すると、明らかなる違いを感じいただける方が多くいらっしゃいます。
症状の変化には個人差があって当然だと思いますが、『数年間、変化が感じられない』と来院された方の場合『何かが食い違っていて修正が出来ていないのではないか?』と感じます。
人と人の会話。コミュニケーションって大事なんだと改めて深く感じました。